ラプラすの空き間

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がっこうぐらし!原作第44話感想

まんがタイムきららフォワード 2016年 04 月号 [雑誌]

前回はこちら 

lapluswitch-b.hatenablog.com

 

 先月号を読んでしまった以上、もう単行本は待ってられないと今月号も買ってしまいました。なので今回も感想とちょっとした解説(考察の方がいいか)を書こうかと思います。

毎月書いてたら8巻発売時に何も書けなくなるのではという不安も少し湧いてきたのですが、その時はその時だと今は考えないようにしておきます。

当然ネタバレを多分に含むので、未読者はブラウザバックか購入推奨。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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DVD・Blu-lay第6巻をじっくり見ていたら書くのをすっかり忘れてしまい、気づいた時には来月号の発売一週間前になってしまいました。 ごみん(´-ω-)

なので今回はそのお詫びと44話の復習を兼ねて、今回の要約を書いてみました。

これで来週公開される45話もバッチリ!

...、我ながらなんと都合がいい謝罪の仕方だ..w

 

  • 今回の要約

サークル合宿の準備が終わり、それを祝してパーティを開く穏健派一同。
その様子を観察していた武闘派は、彼女たちが高上が感染した原因ではとさらに疑いを深め、ついに敵討ちを決行に移す。
その夜、アキはみーくんに武闘派のメンバーの1人アヤカとの過去について話すのだが、その様子をふと目にしたくるみちゃんは2人を襲いたい衝動に駆られ、自分はもう正常ではいられないことを悟る。

 

 

  •  今回のちょこっとした解説 -小道具が写す本音-

今回というよりも7巻大学編以降に言えることなのだが、
高校編では由紀が担っていた「不安を和らげるクッション」の役割を
大学編ではニコチンハット(通称)や理学棟の教授(?)が吸っているタバコや、穏健派のゲームやDVDなどの小道具が担っている。

 

他にも大学編に入ってからキャラクターの心情、本音がしばしば小道具を通して表現されている。
その代表格がるーちゃんで、不安だけでなく、その行動や言動を通して、りーさんの心のうちに溜め込んでいる本音をはっきり表している。

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そして今回、そんな小道具から本音を垣間見せたキャラがいる。アキだ。

不安そうな表情を見せる美紀を安心させようと気にかける彼女も、実はランダルに乗り込むことを気掛かりに感じている。
みーくんとの会話の中で、武闘派にいた頃にアヤカという女性を気にかけていたという過去を打ち明けるところに彼女の不安が表れているのだが、それを端的にこのタバコを吸う描写でも表現されている。

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ずいぶん前に止めたはずなのに、夜独りで吸っていたというのもポイント
(銘柄がピアニッシモなのも人柄が出てて良い)

 

他にもくるみちゃんがドリンクを飲んで身体の違和感を感じるシーンがあったりなど、
今回はいつも以上に小道具から細かいキャラ芝居が読み取れるのが見所だったように思う。

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・・・、あれ、そうでもない…??

 

 

  • 個人的感想
ここ数回、武闘派の穏健派に対する疑念や、くるみちゃんの身体の異変など、先の不穏な展開を予期させるような描写、そしてそんな不安にダメ押しするかのような最後のりーさんとるーちゃんの会話など、まるで火のついた導火線を見ているかのような気分にさせられる。
このハラハラさせるような気分を味わえるのは1話ずつ読める雑誌連載ならではだなと思う。
あまりこう言う事を言うのはよろしくないのだが、原作派に一言こう言いたくなる。
「この緊張感を味わえるのは今のうちだぞ!早くきららフォワードを買いにこおおおおおおおおおい!!」 

 

 

  • オマケ

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みーくんとリセさんとの人間関係の変化を感じ取れるこのコマ、良い…良くない??

 

 

 

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